あなたは歯磨き粉を選ぶときに、どのような基準で
選んでいますか?

まさか「お店で安売りしていたから」とか
「テレビCⅯで見たことあるから」という
理由で買ってはいませんか?

実はそのような市販の歯磨き粉では
虫歯予防やホワイトニング効果がないばかりか、

口内や歯だけでなく体にも悪影響を及ぼす可能性が
あります。

なぜ市販の歯磨き粉がいけないのかを
日本で一番売れている歯磨き粉を例に紹介するのと

正しい歯磨き粉の選び方について紹介します。

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市販の歯磨き粉が危険な理由

市販の歯磨き粉で一番売れている商品は
2016年3月のデータではありますが

ライオンの「クリニカ アドバンテージ」でした。

ちなみに2位は「クリニカ ハミガキ
3位は「デンター クリアMAX」と
どちらもライオンの歯磨き粉です。

やはり歯磨き粉と言えばライオンなので
大手メーカーのライオンの商品なら
安全はもちろんのこと

歯がキレイになって、虫歯予防効果も
抜群だと思うのが普通ですね。

※ちなみにライオンの全ての歯磨き粉が
ダメだというわけではありません。

ですがこの1位の販売数の「クリニカ アドバンテージ」の
成分を見ると本当に大丈夫なのかと不安に
なってしまいます。

それでは成分を紹介します。

湿潤剤 ソルビット液
湿潤剤 PG
清掃剤 無水ケイ酸A
清掃剤 無水ケイ酸
発泡剤 ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液
発泡剤 POE硬化ヒマシ油
発泡剤 POEステアリルエーテル
発泡剤 ラウリル硫酸Na
薬用成分 PEG4000
薬用成分 ポリリン酸Na
薬用成分 フッ化ナトリウム(フッ素)
薬用成分 デキストラナーゼ
薬用成分 ラウロイルサルコシンNa
香味剤 香料
香味剤 サッカリンNa
粘度調整剤 カラギーナン
粘度調整剤 アルギン酸Na
安定剤 酸化Ti
安定剤 DL-アラニン
安定剤 グリセリン脂肪酸エステル
粘結剤 キサンタンガム
清涼剤 メントール
洗浄剤 テトラデセンスルホン酸Na
コーティング剤 ヒドロキシエチルセルロース

ずいぶん色々な成分が入っていますね。

商品のパッケージにも成分の多いほうから
このように順番に表示されています。

全部を紹介するとかなり長くなるので
この中で危険な(と疑われる)成分を紹介します。

●清掃剤:無水ケイ酸A、無水ケイ酸

こちらは成分で3番目、4番目に含有量が多い成分です。

清掃剤というのは研磨剤のことで
研磨剤の研磨とは文字通り硬いものなどで
磨いて研ぐことをいう意味です。

つまり歯の汚れを落としてキレイにしてくれる
成分です。

「クリニカ アドバンテージ」はホワイトニング効果を
特に強調していませんが、

最近の市販の歯磨き粉にはほとんど含まれています。

無水ケイ酸の怖いところはその硬度です。

引っかいたときの硬さを表す数字をモース硬度といい
10段階で表示されますが

ダイヤモンドが一番硬くで10で、鉄はです。

歯の表面は硬いエナメル質で覆われていて
このエナメル質のモース硬度6または7です。

のエナメル質はの鉄や6のオパールよりも硬いので
いかに歯の表面が強いもので守られていることが
わかります。

ですが無水ケイ酸の硬度もエナメル質の硬度と
同じなのです。

エナメル質は6または7なので、同じかそれより
硬い無水ケイ酸入りの歯磨き粉でゴシゴシと磨くと

エナメル質が削られてしまいその下にある
象牙質が透けて見えてくるようになります。

そしてその象牙質の元の色は黄色なので
研磨剤で汚れを落としているのに白くならず

エナメル質が薄くなって象牙質がむき出しになると
結局は黄色い歯になってしまいます。

この無水ケイ酸は大人用の歯磨き粉だけでなく
ライオンのアンパンマン子ども歯磨き粉にも
使用されています。

子どもの時からこの無水ケイ酸が含まれている
歯磨き粉で磨いていたら

大人になる時には歯が黄ばんでしまい、
それは汚れではなく、象牙質の色かもしれません。

もちろん無水ケイ酸よりも硬度が低い「
炭酸カルシウム」という研磨剤もありますが

日本で一番売れている歯磨き粉に
歯の表面を削ってしまう無水ケイ酸を
原料にするということは

かなり安く仕入れることができるのでしょうね。

発泡剤:ラウリル硫酸Na(ナトリウム)

発泡剤は泡立ちを良くするもので
泡が口の中いっぱいに広がると

磨いたような気分になりるだだけであって
必要な成分ではありません。

安全な成分であれば問題ないのですが
この合成界面活性剤であるラウリル硫酸Naは
非常に毒性が強く発がん性も疑われています。

この成分は安いシャンプーなどにもよく
使われる成分ですが

シャンプーや歯磨き粉は飲み込まないので、
このような成分でも問題ないと思うかもしれませんが

ラウリル硫酸Naは口内粘膜や頭皮からも吸収しやすく
ダイレクトに血管に入ってたった15秒程度で
心臓に届くと言われています。

また目の裏や肝臓、女性の場合は子宮等にも
蓄積するとも言われるほどの成分です。

近年若年性白内障が多くなっていますが
それは歯磨き粉やシャンプーなどに含まれる

ラウリル硫酸Naも原因のひとつではないかと
疑われています。

また最近の若い人に味覚障害が多い理由も
ラウリル硫酸Naなどの合成界面活性剤が

舌の表面の味を感じる部分を溶かして
破壊しているのが原因ではないかと
言われてもいます。

もちろんこれらはまだ疑われている程度で
完全に証明されたわけではありませんし

おそらくメーカーは使用量を守っているから
安全だと主張するでしょう。

ですがアメリカではラウリル硫酸Naは
6歳以下の子供用品への使用を禁止しているだけなく

ドイツなど全面的に禁止をしている国もありますので
絶対に安全とは言いれないのです。

 

少ない量とはいえ、月に数回しか歯を磨かないなら
ともかく毎日2度以上歯磨きをする人が多い中で

長期に渡って使用して本当に大丈夫なのか
心配でなりません。

●薬用成分:ポリリン酸Na(ナトリウム)

薬用成分と商品には表示されていますが
食品添加物の一種です。

ポリリン酸とはリン酸が結合したものであり、
食品添加物のひとつとして変色防止などを
目的に広く使用されています。

また、ポリリン酸には着色物を除去する作用があり、
その効果に注目して最近歯のホワイトニングにも
使用されるようになりました。

食品添加物は厚生労働省が安全性を認めたものなので
ポリリン酸も問題ないのですが

●腎臓機能低下の誘発
●腎石灰症の 発症率が高まる

などの報告があり、

生協の「生活クラブ」ではポリリン酸Naを
含むリン酸塩を

「要注意食品添加物リスト12」の1つに
含まれています。

●香味剤:サッカリンNa

サッカリンは人工甘味料で以前は発がん性の疑いがあり、
日本で使用が禁止された添加物です。

その後、過去の動物実験でのサッカリンの量が
尋常ではなかったということで再検査の結果、

問題がなかっため使用が可能になり
現在日本では使用量に制限をつけています。
(制限をしているところで安全ではないといっている
ようなものですが)

現在でもサッカリンは「危険だ」、「いや安全だ」と
意見が分かれていて

むしろ安全という意見の方が多いかも
しれません。

ですがそもそもサッカリンは発がん性のある
コールタールの
研究中に偶然発見された成分です。

コールタールは塗装やサビ止めに使用されるものですが
注意書きに発がん性の危険を記載している商品もあります。

サッカリンが植物から抽出した成分というのであれば
少しは安心なのですが

サッカリンは発がん性のあるコールタールから抽出した
成分ですが全く問題ありません。」というのはあまり説得力が
ありませんね。

現在サッカリンは
●アメリカのように使用量の限度がない国
●日本のように使用量の限度を決めている国
●使用禁止の国

と別れています。

粘度調整剤:カラギーナン

こちらも食品添加物ですが、以前はカラギーナンを
摂取させた動物実験で胃潰瘍がガンになるなど
危険性が高いと言われていましたが、

摂取量が多かったため、少量では問題ないという
意見が多いです。

また最近になり、カラギーナンは
少量でも消化がされにくく、

腸内に炎症を引き起こすために
潰瘍性大腸炎の原因や糖尿病を悪化させる
場合があることが懸念されています。

歯磨き粉の場合は基本体の中には
入らないので、そこまで心配はないかも
しれませんが、

食べ物に含まれている場合は
注意したい成分です。

安定剤:酸化Ti(チタン)別名二酸化チタン

こちらも食品添加物で発がん性
アルツハイマー不妊など多くの研究者が
その危険性を指摘している成分です。

日本では食品添加物に指定され、
食品に使用する場合は着色のみ使用が
認められています。

酸化Tiはナノ粒子で、ナノ粒子の危険性は、
個別の物質の毒性も問題はありますが

それよりもサイズが小さくなることでの
有害性が問題となっています。

ナノ粒子はサイズが細胞よりはるかに小さいため、
一度体の中に入ると、

血液によって運ばれて全身をめぐり、
あらゆる臓器に浸透します。

また、脳や胎盤を通る血管には、
有害物質が脳や胎児へ届かないように
特殊なバリアがあるのですが

ナノ粒子は、そのバリアをも
通過してしまうことが懸念されています。

このように危険あるいは危険性が疑われる成分を
紹介しましたが、

紹介しない成分が全て安全というわけではありません。
あまりにも長くなるので

危険性が紹介したものより低いものは省きました。

たとえ紹介した成分が全て危険性が低いものだとしても
これらの成分が一緒に混ざった時に
危険性が高くなる可能性があります。

危険な成分同士が混ぜて人体実験はできないので
成分の含有量が少ないからといって安心はできません。

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なぜ危険性が高い歯磨き粉を販売しているの?

「歯磨き粉は食べ物ではないので、それほど
心配しなくても良いのでは?」と

思うかもしれませんね。

最終的には歯磨き粉は吐き出しますし、
何回も水でゆすぎますから、

危険とあおり過ぎなのでは?と思っても
当然です。

ただ口の中の粘膜部分は、皮膚のように
角質層がないため、

バリアー機能は働かず、吸収率は非常に高い
部分です。

そのため歯磨き粉の成分も口の中の粘膜に
吸収されやすく、

そこから全身に浸透する可能性が微量ではあれ
極めて高いです。

ではなぜこのような危険性が疑われる
成分を使用して歯磨き粉を販売しているのでしょうか?

それは「売れるからです。

本当に安全な成分のみを使用して、さらに
虫歯や歯周病の予防効果やホワイトニング効果がある
歯磨き粉となるとかなり高額になります。

研磨剤を利用してホワイトニング効果はあるものの、
歯を痛める可能性が高い無水ケイ酸を使用したり

泡立ちを良くする危険な成分のラウリル硫酸Naを
使用して歯を磨いた気分にさせるのですが

このような成分などを安く大量に購入すれば
仕入れ価格を抑えられて

販売価格も安くすることができます。

そして大手メーカーはCMで芸能人を使って
イメージの良い印象を商品に与えるので

視聴者は「日本で一番売れている歯磨き粉」が
まさか体に悪いものだとは思わないのです。

もちろん大手メーカーはテレビやラジオなどの
大手スポンサーでたくさんお金を出すわけですから

健康に関する情報番組でも

日本で売られている多くの歯磨き粉は
危険な成分で作られているから購入しない方がよい

と言うわけがありませんね。

メーカーとしては危険と疑われる成分も
きちんと容量を守っているし

価格を安くすることで消費者が喜んで買ってくれるので
問題ないわけです。

実際に安全で効果がある歯磨き粉を販売したところで
売れなかったから倒産する可能性もあるのですから

メーカーを非難することはできません。

やはり消費者がきちんと調べて、
本当に虫歯や歯周病に効果があり、

安全性が高い歯磨き粉を選んで購入しなくては
いけないのです。

そのうえで「クリニカ アドバンテージ」を
購入するのであれば、問題ないのですが

多くの人は何も知らないで購入していることに
問題があります。

これは歯磨き粉だけではありません。
安いシャンプーも成分表を見ると

肌や体によくない成分がたくさん入っている
商品をよく見かけます。

これも芸能人のキレイな髪を見ると
「このシャンプーを使っているから
キレイなんだなあ」

と勘違いしてしまうわけです。



正しい歯磨き粉の選び方とおすすめ商品

市販の歯磨き粉がおすすめできない理由は
①研磨剤が入っている
②口内や歯だけでなく体に悪い成分も入っている

という理由でしたね。

ということは

①研磨剤が入っていなくて、ホワイトニング効果がある
成分が含まれている

②安全な成分のみで作られていて、万が一飲み込んでも
大丈夫なもの

ということになります。

その中でおすすめなのが

オーラパール」という歯磨き粉です。


こちらは
薬用ハイドロキシアパタイト」という成分で
エナメル質を修復してくれます。

実は「ハイドロキシアパタイト」は研磨剤にも
使用される成分ですが

薬用ハイドロキシアパタイト」は
歯を修復するし、長年の蓄積された汚れを落として
白い歯を取り戻してくれます。

ホワイトニング効果以外にも

●虫歯予防
●歯周病予防
●口臭予防

とお口のトータルケアをしてくれる
歯磨き粉です。

成分が危険の可能性がある安いものではなく
多少高くても安全な成分を使用しているので
市販歯磨き粉よりも当然価格が高くなりますが

その分テレビなどで宣伝費をたくさん使ったり
していないので、適正な価格です。

ホームページからが一番安く購入できるので
詳細を知りたいかたは下記から確認して見てください。

薬用オーラパールのホームページはこちらから

まとめ

市販の歯磨き粉は販売価格を抑えるために
安全性を重視せず、安い原料を仕入れて
製造しています。

消費者は
●「危険性が高いけど安い歯磨き粉」
●「安全性が高く効果も期待できるが高い歯磨き粉」

と比較してクリニカ アドバンテージを購入するのであれば
良いのですが

CMを見て判断したり、知名度(大手だから安心)、
価格安いという理由で判断してはいけません。

きちんと商品の特徴を知ったうえで
購入しましょう。

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