大人と子供で同じ歯磨き粉を使っている方は
いませんか?
特に市販の歯磨き粉は子供の乳歯や
生えてきたばかりの永久歯に悪い影響を与える
成分が多いです。
また、子供用の歯磨き粉だから安心と
思ってはいけません。
子供用にもおすすめできない商品がありますので
今回は歯磨き粉の正しい選び方について紹介します。
市販の歯磨き粉が子供の歯に悪い理由
市販の大人用の歯磨き粉を子供にも使わせていませんか?
それならば今日からすぐにやめることをおすすめします。
その理由として
①研磨剤が大量に入っている
研磨剤の研磨とは(硬いものなどで)
磨いて研ぐことをいいます。
ヤスリなどで磨いて表面の凸凹や汚れなどを
落とすイメージですね。
歯磨き粉における研磨剤も歯の表面についた
汚れを落とすために使われています。
大人の歯はタバコのヤニやコーヒーなどの長年の汚れが
蓄積していて少し黄ばんでいる場合が多いため
歯磨き粉を選ぶ際にも「ホワイトニング」とか
「白いきれいな歯に」と書かれている商品を
選ぶ傾向にあります。
これらの歯磨き粉に含まれている研磨剤によって
歯の表面についている汚れ(ステイン)を
落とすことができるのです。
「歯の汚れを落とすのであれば問題ないのでは?」と
思うかもしれませんが、ここに落とし穴があります。
歯の表面にはエナメル質といって、
人間の組織の中で最も硬い層があるのですが
大量の研磨剤入りの歯磨き粉で磨いていくと
汚れが落ちると同時にエナメル質も少しずつはがれていきます。
そしてエナメル質がはがれると歯の内部にある
象牙質がむき出しになり
知覚過敏などの原因になるだけでなく
虫歯菌などの悪玉菌が歯の内部に侵入しやすくなっていまいます。
乳歯や生えたばかりの永久歯は歯の汚れも
それほどありませんし、エナメル質も大人よりも
薄くて弱いので
研磨剤が多く入っている歯磨き粉はおすすめできません。
歯磨き粉の商品で確認する場合は一般的に
清掃剤と書いている成分が研磨剤になります。
そして商品の成分表に
●リン酸水素カルシウム
●リン酸水素ナトリウム
●炭酸カルシウム
●水酸化アルミニウム
●無水ケイ酸
などが書かれていたら研磨剤だと思ってください。
これが成分表示で一番上に
(例)清掃剤:リン酸水素カルシウム
などと書いてあったら
研磨剤が大量に含まれている商品となります。
食べ物の成分表も同じですが、一番多く
含まれている成分から順番に表示をするルールと
なっています。
このような歯磨き粉は大人の歯にもおすすめできないので
ましてや子供に使用させてはいけませんが
人気の子供歯磨き粉にも研磨剤が入っている商品があるので
注意をしましょう。
②ラウリル硫酸Naなどの合成界面活性剤が入っている
歯磨き粉は研磨剤だけ気をつければ良いのではありません。
ラウリル硫酸ナトリウム(Na)などの合成界面活性剤
入りの歯磨き粉には注意が必要です。
こちらは主に発泡剤といって泡立ちを良くするもので
泡が立つと磨いたような気分になりますが
はっきりいって歯磨き粉に泡立ちは必要ありません。
きちんと磨いていないのに泡が立つことで
磨いたと思い込み、磨き残す場合が多いからです。
またそれだけでなくラウリル硫酸Naはとても
危険な成分で、
非常に毒性が強く発がん性も疑われています。
歯磨き粉は飲み込まないので、このような成分でも
問題ないと思うかもしれませんが
ラウリル硫酸Naは口内粘膜から吸収しやすく
ダイレクトに血管に入ってたった15秒程度で
心臓に届くと言われています。
また目の裏や肝臓、女性の場合は子宮等にも
蓄積するとも言われるほどの成分です。
近年若年性白内障が多くなっていますが
それは歯磨き粉やシャンプーなどに含まれる
ラウリル硫酸Naも原因のひとつではないかと
疑われています。
また最近の若い人に味覚障害が多い理由も
ラウリル硫酸Naなどの合成界面活性剤が
舌の表面の味を感じる部分を溶かして
破壊しているのが原因ではないかと
言われている程です。
もちろんこれらはまだ疑われている程度で
完全に証明されたわけではありませんし
日本では禁止の成分でもなくメーカーも
使用量を守って製造しているので
問題ないのではと思うかもしれません。
ですがアメリカではラウリル硫酸Naは
6歳以下の子供用品への使用を禁止しているだけなく
ドイツなど全面的に禁止をしている国もありますので
絶対に安全とは言いれないのです。
日本で市販されている安い多くの歯磨き粉に
含まれている成分ですので
子供はもちろん、大人にもおすすめできません。
市販の安い歯磨き粉やシャンプーの多くに入っている
成分です。
③香味剤のサッカリンNaが入っている
サッカリンNaは以前発がん性の疑いがあり、
日本で使用が禁止された添加物です。
その後、過去の動物実験でのサッカリンの量が
尋常ではなかったということで再検査の結果、
問題がなかっため使用が可能になり
現在日本では使用量に制限をつけています。
(制限をしているところで安全ではないといっている
ようなものですが)
現在でもサッカリンは「危険だ」、「いや安心だ」と
意見が分かれているところですが
そもそもサッカリンは発がん性のあるコールタールの
研究中に偶然発見された成分です。
コールタールは塗装やサビ止めに使用されるものですが
注意書きに発がん性の危険を記載している商品もあります。
サッカリンが植物から抽出した成分というのであれば
少しは安心なのですが
「サッカリンは発がん性のあるコールタールから抽出した
成分ですが全く問題ありません。」と言っても説得力不足ですよね。
実際にサッカリンは使用禁止の国もありますし、
できれば使っている歯磨き粉に入ってほしくない成分です。
そして危険な成分と疑われているのはラウリル硫酸Naや
サッカリンだけでなく
安定剤の酸化Ti(チタン)は発がん性や
アルツハイマー、不妊などの可能性が
保存剤の塩化ベンザルコニウムも
皮膚・粘膜の刺激症状、そう痒感、かぶれ、発疹などの
アレルギー反応が懸念されています。
このように市販の歯磨き粉の成分には
歯に悪いだけでなく、体に危険な成分が
多く含まれている商品が非常に多いです。
もちろんこれらの危険な成分を使用しているのは
国(日本)が許可をしているからで
メーカーも使用量を守っているから問題ないと
主張する人もいます。
月に数回しか使わないような白髪染めなような
ものであれば多少危険な成分がふくまれていても
問題ないかもしれませんが
ただ歯磨きは1日2回、多い人は3回以上、
それも毎日行うので、
その歯磨き粉の成分に少量とはいえ危険成分が
入っているものを使用したいと思いますか?
このような歯磨き粉しか製造できないのであれば
仕方がないですが
子供には少しでも危険性があるならば避けたいと
思うのが親であれば普通のことです。
実際にこれらの危険性が疑われる成分を使用しないない
歯磨き粉もあるので、
子供だけでなく、大人も安全な成分の歯磨き粉を
使用することをおすすめします。
子供歯磨き粉ならば安全?
アンパンマンやしまじろうなどが絵になっている
子供用の歯磨き粉を見かけたこともあると思いますが
そのような歯磨き粉もあまりおすすめできません。
大好きなキャラクターにくわえて味が甘いので
子供が嫌がらないという点では良いのですが
歯の表面を傷つける研磨剤だけでなく
ラウリル硫酸Naやサッカリン、酸化Tiなど
危険性が疑われる成分が入っています。
なぜそのような歯磨き粉を子供用の歯磨き粉にも
入れるのかというと
これらの成分は価格が安いので大量に仕入れて
原料代がかなり低く抑えることができるため
販売価格も買いやすい価格にすることができます。
●子供の好きなキャラクターがプリントされている
●子供が大好きな味(危険な成分を使用している可能性も)
●価格が安い
●大手メーカーが製造している
このような基準だけで歯磨き粉を選ぶのはおすすめできません。
子供歯磨き粉の正しい選び方
大手メーカーの商品は全て危険であるとは
言いませんが、
危険な原料を大量に仕入れて大量生産して
価格を抑えて、
宣伝にお金をかけて認知度を上げて
販売している商品が多いです。
テレビ局などのマスコミはスポンサーである
大手メーカーの商品を悪く言うことはないので
私たち消費者が安全で虫歯予防の効果のある
歯磨き粉を見分けるようにならなければなりません。
市販の多くの歯磨き粉は食べかすを落とすということ
以外に虫歯予防の効果がないので
結局は虫歯になる可能性が高くなります。
歯磨き粉がドラッグストアなどで安く買えたと
喜んでも結局は歯医者に行ってお金がかかって
しまう可能性が高くなります。
それよりも
- 虫歯予防の効果がある成分が入っている
- 研磨剤や危険な成分を使用していない
- 口コミや顧客満足度が高い
- 口内環境を改善してくれる
といった商品を選ぶようにしてください。
おすすめは「ブリアン」という子供歯磨き粉です。
ブリアンの特徴は
- 子供の乳歯、永久歯から虫歯を守る新習慣
- 虫歯にならない子供達の研究から発見された成分を歯磨き粉に配合
- 殺菌剤・界面活性剤・保存料・合成着色料不使用
- 子供が大好きないちご味(安全成分)
- 顧客満足度97.5%
といった特徴があります。
詳しくは子供の虫歯予防の歯磨き粉にブリアンがおすすめの理由
ご覧ください。
この歯磨き粉を購入して私の子ども達も歯磨きを嫌がらなく
なりましたし、
ブリアンを使ってしばらくして歯科検診に行った時に歯医者さんから
「きれいな白い歯をしているね~」とほめられました。
子供が自分でしっかりと磨くようになり
私が仕上げ磨きをしても嫌がらなくなって
以前よりもしっかり磨けているのでしょうね。
ほめられたのが初めてだったのでこれもブリアン効果
かもしれません。
ぜひ一度検討してみてくださいね。
まとめ
- 子供には大人の歯磨き粉を使うと歯を痛める可能性があるので
使わせない - 子供用の歯磨き粉だからといって安全とは言えない
危険と疑われる成分が多く入っている商品もある - 値段や認知度で選ぶのではなく、安全で口内環境を
改善してくれる歯磨き粉を選ぶ
市販の歯磨き粉は確かに安いのですが
虫歯予防の効果がないばかりか
使い続けると体や歯に悪影響を及ぼす
商品もあるので注意が必要です。
安全な成分で、なおかつ虫歯予防効果がある
歯磨き粉はどうしても価格が高くなりますが
子どもの歯と体の健康や虫歯治療にかかる
費用のことを考えると
子どもの将来のためにもぜひ
本物の歯磨き粉を使用することを
検討してみてはいかがでしょうか。